市原看護専門学校創立50周年を迎えてー追補版ー
30/68

創立50周年に寄せて このたび創立50周年を迎えられますこと、心からお祝い申し上げます。 昭和48年の開校以来、50年もの長きにわたり市原の地に根差した地域医療及び看護教育の担い手としての貢献に対し深く敬意を表します。 この50年の間に、社会構造は大きく変貌を遂げ、それと共に医療をとりまく環境も大きく変化してまいりました。刻一刻と変化する医療情勢、看護情勢ではありますが、私達に求められる本質そのものは全く昔と異なるものではないと思っております。私達の対象は「人間」であるということ。看護師として患者さんと相対する前に、人として人と向き合う方法を学び、模索し、身につけなければなりません。 看護は奥深いものだと改めて思います。日々学習であり、そして生涯学習であると考えております。50年にわたり、看護の現場に多くの人材を輩出して下さった諸先生方はじめ関係各位の皆様に感謝いたします。   これからの看護教育にも専門職として、そして人として、より一層高いレベルを求められることと思われます。 時代のNEEDSに即した、今後の看護界を担っていく若い力を今後ともお育て下さることを期待しております。 最後になりましたが、市原看護専門学校の益々のご発展を心からお祈り申し上げます。実習施設■ 医療法人社団白金会 白金整形外科病院看護部長  笠松 明代■30

元のページ  ../index.html#30

このブックを見る