市原看護専門学校創立50周年を迎えてー追補版ー
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10年偉大なり、20年畏る(恐る)べし、30年歴史になる、50年神の如し。 貴校が創立50周年を迎えられましたことを、心よりお祝い申し上げます。 人生100年時代・医療高度化の今日において、昨今の災害対策、更には目下の新型コロナウイルスの感染拡大の中にあって、医療現場での緊張が続いております。 人の命をあずかり、その尊厳を守り、より健康にその人らしく生きることができるよう救いの手を差しのべる看護職への期待と需要は、益々高まっています。 こうした中にあって、准看護師養成と看護師養成を併設し、時代の要請に応じた知識及び技術を教授し、地域に貢献できる有能な人材を育成することを目的とした、伝統と実績のある貴校への期待は、いやが上にも増大すると考えております。 私は、医療そのものとは関係の薄い「教育学」「論理学」を担当する者ですが、貴校で指導する先生方の構成、極めて高い国家試験合格率、地元の医療現場で活躍する優秀な卒業生、等々の素晴らしい事象について、講師会議などで伺っております。 そうした目覚ましい成果を維持できる理由の第1は、医療に携わる先生方の包容力のある充実した指導、個々に対応したきめ細かい指導、厳しくも優しい指導だと考えています。 第2には、医師会立である強みでしょうか。医師会立であるゆえに、第一線で活躍なさっている医師や看護師、病院のスタッフの皆様が、医療現場で必要とされている知識や技術を、リアルタイムで教授されていること、あわせて、指導される先生方と関係の深い現場で、実践的な実習ができていること、これらは大きな特長だと考えております。第3には、学生の皆さんのまとまりと意気込みです。目的を決め、クラス・グループで一致団結して目標を次々にクリアしていく姿、年齢差があっても、互いに切磋琢磨して課題解決に進んでいく熱意、打てば響く授業中の応答、琴線に触れるとはこのことです。 こうした貴校の教育環境で、教鞭を執れることを、私は誇りに思っており、貴校の伝統や学風、学生のひたむきな熱心さに負けないよう努力せねばと、改めて考えております。 最後になりますが、創立以来半世紀、貴校教職員・市原市医師会の皆様そして関係各位のたゆまぬご尽力が、地域社会に素晴らしい功績を残されていることに深く敬意を表し、貴校の益々の発展を祈念し、創立50周年記念のお祝いの言葉といたします。 50年神の如し、誠におめでとうございます。■講師  論理学、教育学髙野 だいわ43■

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