市原看護専門学校 創立50周年を迎えて
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創立50周年を迎えて〜お祝いの言葉〜 市原看護専門学校が創立50周年を迎えられたことは、誠に喜ばしく、お祝い申し上げます。医療法人芙蓉会五井病院は、昭和38年11月に一般病床31床で開院して今年で58年になります。昭和49年6月に61床に増床、平成7年には透析施設(腎センター)を増設し、平成8年13床療養型病床を設置しました。さらに平成9年には市原訪問看護ステーションを設置し、平成13年12月に現在の新病院に移転して、118床に増床しました。この後、平成15年には市原デイケアセンター開設、平成20年11月八幡クリニック開設へと続き、平成26年8月に回復期リハビリテーション病棟を増築し、 214床に増床して現在に至っています。さらに平成27年12月には五井病院ホームケアクリニック開設、介護付き有料老人ホーム ケアレジデンス五井の開設と病院のみならず分野を広げてきています。本年より新たに有料老人ホーム ケアレジデンスグラン市原を開設します。透析施設とスポーツジムを併設します。 この間、市原看護専門学校には、教育、実習で連携していただき10年前までに16名、最近の10年間では増床してからのスタッフ募集も含めて、37名の卒業生を医療法人芙蓉会へ受け入れることができました。当院の規模拡張に伴って看護師、看護助手としてのスタッフの確保が困難な時代を支えていただいたことに、市原看護専門学校には、改めて深く感謝申し上げます。 昨今、入学を希望する若者の減少が悩ましいところではありますが、少子高齢化の進む今の社会において、多様化した現在の医療、看護、介護を支える貴重な人材としてのニーズは大いにあり、卒業されるみなさんの力を必要としています。 五井病院を含めた医療法人芙蓉会は、救急対応から高度な内視鏡外科手術、整形外科手術に対応した一般病床、回復期リハ、自宅退院に向けての包括支援、さらには医療型療養病床、入院、外来での透析を支える腎センター、訪問看護、デイケア、老人ホームと幅広く医療〜介護の分野で市原医療圏を支えており、市原看護専門学校の卒業後は多様性のある働き方を提供できます。 まずは創立50周年おめでとうございます。市原看護専門学校には現在の教育、育成体制を保持し、ますます発展させていただきたいと願っております。               実習施設■ 医療法人芙蓉会 五井病院病院長  加藤 良二27■

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