市原看護専門学校 創立50周年を迎えて
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祝   辞 市原看護専門学校の創立50周年、誠におめでとうございます。長年にわたり弛まず熱心に学生を指導してくださり、多くの卒業生が市原地域の医療・看護を支えてくださっていることに敬意を表しますとともに、心からお祝いを申し上げます。 貴校が開校した昭和48(1973)年は、第二次ベビーブームで出生数がピークとなり、老人福祉法の改正による70歳以上の医療費無料化が実施された年でもありました。 そこから半世紀の時が流れ、少子高齢化が急速に進み、疾病構造、医療や介護を取り巻く環境も大きく変化しました。医療は専門化・高度化し、看護職に求められる看護知識・技術水準は一層高まっています。一方で、看護職の活躍の場は、平成12(2000)年の介護保険制度施行等によって、地域住民の生活の場まで広がりました。そのような時代の変遷の中、脈々と伝統を受け継ぎながらも、それぞれの時代にあった、新しい知識や技術を習得し、社会経験等多様な背景をもつ仲間と切磋琢磨し、高い知性と深い感性を備えて貴校から多くの看護職が巣立って行ったことに思いをはせると感謝の念に堪えません。 市原地域の医療や人々の生活を支えてくださっていることに心から感謝を申し上げるとともに、関係者の皆様方の御健勝と今後の貴校の益々の発展を祈念し、お祝いの言葉と致します。■ 市原保健所(市原健康福祉センター)所 長(センター長)  影山 育子13■

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